Ronちゃんたろ ねこな日々

リアルな猫との暮らし、猫あるある、そして子育て。ズボラ主婦が綴ります。

熱中症に3回なった人間が教える対策!手作り経口補水液のすすめ

つい先日、熱中症になりました。

私は日中外を回る仕事をしています。

特に今の時期はムシムシ暑かったり、梅雨が明ければ炎天下の中、自転車に乗って重たい荷物を運んでいるので、熱中症には特に気をつけています。

が、そんな私でもこの1年の間に3回も熱中症になりました。

今回は猫とは関係ない内容となってしまいますが、注意喚起の意味も込めて記事を書かせて頂きます!

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気を付けていたのになってしまった熱中症

最近は熱中症の認知度が上がり、テレビなどで取り上げられる事が多くなりましたね。
熱中症対策には水分だけではなく塩分も摂らなくてはいけないという認識を持っている人も増えたと思います。

私も日中外を回る仕事をしているため、熱中症対策について調べ、しっかりと対策をしているつもりでした。
仕事中の飲み物はスポーツドリンクにして塩分も補給できるように意識し、こまめに飲んでいたのです。


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私が熱中症になった日は

  • 去年の東京の最高気温が40度になった日
  • 11月に真夏日になった日
  • つい先日、東京梅雨明け間近かとなった日

でした。

いずれの日もスポーツドリンクを飲んで熱中症対策をしていたにも関わらず、熱中症になってしまいました。

自覚症状が出たときにはもう遅い?

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 倦怠感

私の場合、毎回この症状が出てやっと自分が熱中症になっていることに気づきます。

調べてみると、上記の症状は熱中症の進行段階をレベル1〜3で表すと、レベル2の状態にあたるそうです。

病院へ行くのが望ましいのでしょうが、私は経口補水液を飲み、身体を冷しながら涼しい部屋で安静に過ごしてなんとか回復しました。

しかし、熱中症は1日で回復するようなものではありません。熱中症になった後の数日間は身体がダルく調子が悪いです。
そうすると、さらに熱中症になりやすくなるので、より意識して対策しなければいけません。


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なぜ対策していたのに熱中症に?

熱中症になった日の事を思い返してみて、思い当たる理由は3つです。

  • 水分補給の量が足りていなかった
  • スポーツドリンクだけでは電解質が足りていなかった
  • 睡眠不足などで体調が良くなかった

睡眠不足はほぼ毎日なのですが…笑。
私に限らず働いているお母さんはみんな寝不足だと思っています。充分な睡眠を取るというのはのは難しい問題ですね…。

私が1番注目したポイントは電解質が足りていなかったということです。

電解質とはナトリウムやカリウムのことです。
調べてみるといろいろと難しい事が書いてあり私の頭では理解できないのですが、脱水症状になったとき、この電解質という成分はとても重要ということはわかりました。

そして、スポーツドリンクだけでは電解質が足りないのです。

一般的な日常生活や軽い運動などする時はスポーツドリンクでも充分なのですが、激しい運動や長時間の屋外での活動など、私のように大量に汗をかくときは電解質を効率よく体に摂り入れることが重要です。

熱中症にならないようにとスポーツドリンクを飲んでいたのですが、私の場合それだけでは詰めが甘かったようです。

経口補水液

では電解質とやらを効率よく摂取するにはどうしたらよいかというと経口補水液を飲むことです。

スポーツドリンクと経口補水液の大きな違いは電解質の濃度です。

たまたま家にポカリとOS1があったので成分を見比べてみました。ちなみにどちらも大塚製薬さんが作っています。

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写真では分かりにくいので書き出してみると

  • ポカリ

Na+ 21
K+ 5
Ca2+ 1
Mg2+ 0.5
Cl- 16.5

  • OS1

Na+ 50
K+ 20
Cl- 50
ブドウ糖 1.8%

この2つの商品で共通している電解質は
Na+ ナトリウムイオン
k+ カリウムイオン
Cl- クロールイオン
ですが、比べてみるとやはりOS1のほうが濃度が高いようですね。

ちなみに私、理系はまったくダメなのでなんちゃらイオンとか言われてもピンとこないのですが、とにかくスポーツドリンクと経口補水液では電解質の濃度が違うという事が分かりました。

手作り経口補水液のすすめ

経口補水液を飲んだことがある方も多いと思いますが、正直なところ、そこまでおいしいわけではない…と思いませんか?

経口補水液をおいしいと感じるときは隠れ脱水症状なんて言われています。

確かに、胃腸炎になって何も食べられなかった時は経口補水液をおいしく感じました。笑

しかも、経口補水液はスポーツドリンクに比べると少しお値段もお高め…毎日飲むとなるとちょっと家計が気になるところです…。

そこで調べてみると自宅で簡単に経口補水液を作ることができるようです!

水 1L
砂糖 40g(大さじ4杯と半分)
塩 3g(小さじ半分)

以上を混ぜればできあがり!
500mlで作るときは単純に分量を半分にすればOKです。

レモンの果汁を入れると飲みやすくなるそうです。
その場合は果汁を入れすぎると濃度が薄くなってしまうので入れ過ぎないようにします。

早速作ってみよう!

早速作ってみました!
今回は500mlで作ります。

生活感ありまくりのキッチンからお送りします〜。

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分量はしっかり計量します。
計量してみると砂糖が多く感じますが、スポーツドリンクはこの倍くらいの砂糖が入っているそうです。

飲みやすくするためにレモン汁も入れます。
レモン汁は25ml入れました。

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お酒を飲む時のために買ったレモン汁ですが、成分をみると果汁100%で砂糖なども入っていないのでこちらを使いました。もちろんノンアルコールですよ!笑

全部をボトルに入れてフリフリしてまぜれば出来上がり!!

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このボトル、きっちり500mlまでしか入らないようで、レモン汁を入れたぶん水が入り切らなかったのですが、まぁ…いいか…。

気になるお味は?

飲んでみると確かにレモンのおかげで飲みやすくなっています!
スポーツドリンクにくらべると甘みは少なく、少し塩分を感じます。
2歳の息子も「おいしい!」なんて言って飲んでいました。笑

手作り経口補水液を持って仕事に行った結果

前日に作って冷やしておいた手作り経口補水液を持って仕事に行ってみました!
手作り経口補水液は500ml作ったのですが、仕事中の水分補給としては足りないので、飲み切ってしまった後はスポーツドリンクを飲みました。

仕事中に手作り経口補水液を飲むと、前日に味見をした時よりも確かに「おいしい」と感じました。
やはり仕事中は脱水状態になりやすいのでしょうか。

日中の気温が30度を超えた日に2日間、手作り経口補水液を持って仕事をしました。

今まで仕事中に

  • 体がダルい
  • あくびが出る
  • 水分をとっても喉がかわく
  • 頭がボーッとする

という事を感じていました。

ただ単に仕事で疲れているだけだと思っていたのですが、手作り経口補水液を飲んだ日は2日間ともこの症状を感じなかったのです。

上記の症状、見分けるのが難しいのですが熱中症の初期症状として出ることがあります。
私が今まで感じていた症状は熱中症の初期症状だったのかもしれません。

手作り経口補水液を仕事中に飲む事で、脱水状態になることを防ぐ事が出来、熱中症対策になったと言えます。

さいごに

以上が手作り経口補水液のすすめです。

体質や体調によって個人差はあると思いますが、手作り経口補水液で簡単に熱中症対策ができますし、なんと言っても

家にあるもので簡単に作れる
家計に優しい

という点で私はおすすめします!

レモン果汁を入れて飲みやすくすれば子供も飲んでくれます。

たくさん汗をかいたとき
スポーツをするとき
お子様の部活動やクラブ活動のとき

などに是非お試しください!!



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