夜中に猫がほてほて踏んでいく重みって何て幸せなんだろう!
有川浩 「旅猫リポート」より
この感覚、とってもよく分かります!
そうなんです!
猫と一緒に寝るのって、とっても幸せですよね!
私は夜中にふわふわの毛の塊が足元にあるととっても幸せな気持ちになります。
ですが現在、我が家では人間と猫は別々に寝ています。ろんちゃんには夜はケージの中で寝てもらっています。
なぜ猫と一緒に寝るという幸せをみすみす手放したのか、猫と一緒に寝ないという選択をした理由と猫をケージで寝かせるメリットをご紹介します!
猫と一緒に寝る?
猫を飼っている皆さんは、夜寝るときは猫と一緒に寝ていますか?
猫を飼っている幸せのひとつと言っても過言ではない猫との添い寝。
毎日ではなくとも、たまに一緒に寝る、昼寝は一緒に寝る、など猫と一緒に寝たことがないという人はほとんどいないのではないでしょうか。
猫と一緒に寝る幸せ
あのもふもふふわふわが自分にくっついて丸くなっている時は最高です。至福のときです。
冬は暖かくて湯たんぽ代わりになりますし、猫が喉を鳴らすゴロゴロはヒーリーング効果とマッサージ効果で人間を心地良い眠りへと導いてくれます。
もう本当に猫との添い寝は最高なのです。
猫と一緒に寝ない?
一方、猫とは一緒に寝ないという人もいると思います。猫と人間は完全に別室で寝ている、というご家庭も中にはあるでしょう。
我が家でも、夜は猫と人間は完全に別々に寝ています。
一緒に寝ない理由
冒頭で「猫との添い寝は最高」と述べておきながら、なぜ我が家では一緒に寝ていないのか…。
決定打となった出来事があります。
本当は私もろんちゃんと一緒に寝たいですし、ろんちゃん自身も布団で寝るのが好きなので布団に入れてあげたいところなのですが、ケージで寝てもらうほうがメリットが多く、別々に寝るという現状になっています。
布団におしっこ!
一緒に寝ないという選択の決定打となった出来事とは、ろんちゃんが布団でおしっこをするようになってしまった事です。
ろんちゃんを我が家に迎えて半年ほど経った頃、私の実家で不幸があり、暫く家を空けなければならない時期がありました。その時のストレスをきっかけに、布団やソファにおしっこをするようになってしまいました。
ソファにおしっこの対策は以前、記事を書いています。
それまでは家族で川の字になり、ろんちゃんも一緒に寝ていたのですが、
一度布団におしっこをしてしまうと、それをきっかけに毎日のように布団におしっこをするようになってしまいました。
布団におしっこをしてしまったときの臭い対策はこちらからご覧下さい。
対策
ろんちゃん自身、布団でおしっこをする習慣がついてしまったのか、毎朝布団におしっこをする事態となってしまいました。
いくらおしっこ臭対策をしても、根本的な原因を絶たなければ毎朝おしっこの掃除をしなければならない私のストレスはなくならない…。
ということで、ろんちゃんとは別々に寝ることにしました!
夜は猫をケージに入れる
現在、ろんちゃんには夜はケージの中で寝てもらっています。
やってみてわかったのですが、夜、猫をケージの中に入れる事はメリットがいくつかあります!
布団におしっこ防止
我が家の場合、まずこれが1番の目的でした。
布団におしっこをされないようにするには、布団に来れないようにするのが手っ取り早く確実な方法です。
ケージの中にトイレも一緒に入れているので、自由にトイレに入れる環境にしています。
夜の運動会防止
猫は夜行性なので夜は活発的に動きます。
部屋の中を走り回ったり高いところからジャンプしたり、いきなりおもちゃを引っ張り出してチャリンチャリン遊びだしたり…。
寝ている人間なんてお構いなしに顔やお腹を踏み潰しながら走り回ります。かなりバタバタと走り回ります。
我が家はマンション住まいなので下の階の人への騒音がかなり気になるところでした。
ケージの中に入れてしまえば、部屋中を走り回ることはもちろん出来なくなるので夜中の運動会もなくなります。
夜中の事故防止
注意しなければならないのが、夜中の運動会中の思わぬ事故です。
高い所から誤って転落してしまったり、おもちゃや小さいものを誤飲してしまったり…。
猫自身のことだけでなく、私がうっかり出しっぱなしにしてしまった服や毛糸(編み物が趣味なんです)などをボロボロにされてしまう…といった事故防止にもなります。
夜中の寝ている間に事故が起きた場合、異変にすぐに気づくことが難しいです。
猫をケージに入れることで、そういったリスクを回避する事ができます。
人間の安眠確保
夜中の運動会が開催されると、かなりの確率で睡眠不足になります。
猫は本当に寝ている人間のことなんてお構いなしなのです。
跳んだり跳ねたり踏み潰したり、布団からちょろっと出した足の指に噛み付いたり…
そうなると、次の日かなり寝不足になります。(笑)
猫をケージに入れてしまえば安眠が確保できます。
夜のケージ、猫にストレス?
猫は夜行性なのに夜ケージの中に閉じ込めてしまうのはストレスになるのでは?と思う方もいるかもしれません。
猫の性格などにもよると思いますが、ろんちゃんの場合はストレスにはなっていないようです。
ケージの中に入れることで、ろんちゃんも私達と同じ様に夜中寝るようになりました。
子猫のうちから夜はケージで寝る習慣をつけさせて、猫に「夜はここで寝るんだよ」ということを覚えてもらうことも効果的でなようです。
成猫になってからいきなりケージの中で寝かせようとすると、ストレスを感じる猫もいると思います。そういった時は少しずつ慣らしてあげると良いでしょう。
ろんちゃんの様子
ろんちゃんの場合、7ヶ月くらいの頃からケージで寝かせるようになりました。
初めの頃はやはりストレスだったらしく、ケージに入れて暫くするとにゃーにゃー鳴いていました。
そこで、ケージの中がストレスにならないようにろんちゃんの過ごしやすさを重視しました。
トイレとごはんをケージの中に入れて、夜中自由にトイレに入ったりごはんを食べられるようにし、タオルやブランケットなども入れて、ふかふかの寝心地の良い寝床を作ってあげました。
そしてちょっとずつケージの中に入れる時間を長くしていき、夜中は完全にケージの中で寝るようになりました!
ろんちゃんをケージの中に入れるのは夜中、私達が寝る時間だけです。それ以外の時はろんちゃんは部屋の中を自由に動いているのですが、気付くとケージの中で寝ています。
ケージの中が自分の寝る場所と認識しているようです。
実は最近このケージがろんちゃんには手狭になっているのでは…と思っています。
ケージを変えたらまた新しいケージに馴れるまでに少し時間がかかるような気もするし、今のケージを気に入ってるみたいだから、まぁいいか…。
ケージのお掃除
ケージの中、気付くと毛だらけになっています。
猫砂やカリカリも飛び散っているので、定期的に掃除をして綺麗にしてあげましょう!
綺麗な寝床でろんちゃんにも安眠してもらいます!猫は寝てなんぼ!
さいごに
以上が我が家では、夜は猫と人間が別々に寝ているという現状です。
昼寝をするときはろんちゃんも一緒に寝ています。
私がソファでウトウトしているとお腹の上に乗ってきて湯たんぽの代わりをしながらゴロゴロしています。
猫との昼寝は最高です。
【2019.9.24追記】
防災対策のために猫をケージで寝かせるメリットを記事にしました。
こちらから合わせてご覧下さい。
【2019.12.30追記】
猫のケージの掃除についてまとめました。
猫に快適に過ごしてもらいましょう!