Ronちゃんたろ ねこな日々

リアルな猫との暮らし、猫あるある、そして子育て。ズボラ主婦が綴ります。

【猫のシャンプー事情】頻度や方法は?コツ☆教えます!

猫のシャンプー、頻度はどれくらいでやっていますか?


猫は水嫌いが多いので、そんな猫をシャンプーするのは大変ですよね。

意外と猫はシャンプーをしなくても大丈夫なのです。

我が家のシャンプー事情とともにお伝えします〜!


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猫のシャンプー頻度


我が家の猫 ろんちゃん を保護してすぐのことです。

ボロボロの状態から保護してから2週間後、動物病院で経過観察をしてもらった際、先生がポロッと言ったのです。


猫は一生シャンプーしなくてもいいくらいだからね〜^^



……えっ!?


これには驚きました。


なぜ猫にシャンプーが必要ないのか、その理由は

  • 猫はグルーミングをするのでそこまで汚れない
  • 必要な皮脂まで洗い流してしまうことがある
  • 猫は水嫌いなのでシャンプーはストレス


特別に汚れたり何か理由がない限り、無理して猫をシャンプーする必要はない、とのことでした。
(獣医さんによって見解は違うかもしれません。)


確かに猫はほとんど体臭がしません。

www.ronta-neko.com



猫が臭い場合は病気や高齢でグルーミングができない場合か、他の猫と喧嘩などをしておしっこが体についてしまった可能性などが考えられます。


室内飼いで健康な猫はほぼ無臭です。



健康な猫は毎日丁寧に全身をグルーミングします。



グルーミングとは

猫がザラザラの舌をブラシのように使い、全身をきれいに舐めて毛づくろいをする行為のことです。
グルーミングは自分の体臭を消す目的もあると言われています。



ちなみに、猫が唯一汗をかく場所である肉球は、ほんのり香ばしいいいニオイがします。


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ろんちゃんシャンプー頻度


とはいえ、グルーミングしにくい首元や顎などはうっすら汚れてきます。


さらに、冬→春への換毛期はいくらブラッシングしても毛がたくさん抜けます。


我が家ではこの抜け毛を洗い流す目的で、ろんちゃんを年に一度

春の暖かい日にシャンプー

することにしています。

なぜ暖かい日にするのかというと、シャンプーで全身びしょ濡れの猫の寒さを少しでも緩和して風邪をひかせないようにするためです。


シャンプーと同じくらいにドライヤーも嫌がるので…。



猫のシャンプー手順

準備するもの


  • 猫用シャンプー
  • 猫用ブラシ
  • 猫を拭くバスタオル
  • 排水口の毛づまり対策
  • 猫を入れるネット(必要であれば)
  • ドライヤー

猫用シャンプー


猫をシャンプーするときはなるべく猫用シャンプーを使ったほうが良いです。

人間用のシャンプーだと必要以上に皮脂を洗い流してしまったり、毛がゴワゴワになっていまうかもしれないからです。
皮膚トラブルの原因になりかねません。

猫用シャンプーなら、猫の肌に優しく毛もフワフワになります。


猫用シャンプーの準備がなく、やむを得ず人間用を使う場合は、なるべく低刺激のものを使ってみると良いと思います。


猫用ブラシ


こちらは無くても良いのですが、私の場合は換毛期で抜けた毛を洗い流したいと思っているので、ブラッシングしつつシャンプーするために使います。


濡れた地肌に当たるので刺激がなるべく少ないように、ラバーブラシを使います。


ちなみにこれはダイソーで購入したものです。

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猫を拭くバスタオル


バスタオルくらいのサイズがあれば、大体の猫はしっかり拭けると思います。

猫を拭いたタオルは毛だらけになるので、使い古したタオルを使って、使用後は捨てるという方法が私には合っています。

毛だらけのタオルを洗濯機に入れるのは少し気が引けるので…。


排水口の毛づまり対策


猫のシャンプーは風呂場でする人が多いと思うのですが、そこで問題なのが排水口に猫毛が詰まることです。

そのまま猫毛を流してしまうと、排水管が詰まる原因になりかねないですし、細い猫毛は掃除して取るのも大変です。

我が家では排水口にかぶせるネットを使っています。


これは普段から使っているのですが、流れてきた毛をネットがキャッチしてくれるので、そのまま流して最後にネットを取って捨てるだけです。
これを付けるだけで排水口掃除が格段に楽になります。


猫を入れるネット(必要であれば)


乾かす際にドライヤーを嫌がって逃げてしまう猫もいます。

そんな猫の場合はネットに入れてあげると落ち着くかもしれません。

ドライヤー


ドライヤーは人間用のもので構いません。

しかし、以前シャンプーしたろんちゃんをドライヤーで乾かしていたとき、猫毛を吸い込んでドライヤーが壊れたことがありました。


心配な方は猫用のドライヤーを用意してもいいかもしれません。


シャンプー手順


猫が仔猫だったり体が小さい場合は洗面所でも洗えますが、そうでない場合は風呂場で洗いましょう。


己はびしょ濡れの傷だらけのになる覚悟で挑みます。


①猫の全身を濡らしたらシャンプーをつけて洗います


この時、耳に水が入らないように気をつけてください。

耳に水が入らない様にするためにも、猫の首から上を洗うときは直接水をかけずに拭う程度で良いでしょう。
目やにや鼻くそがついていたら手やタオルなどで拭って取ります。
口元も汚れていることが多いので優しく洗います。

汚れやすいおしりの周りや肉球も忘れずに洗ってあげてください。


抜け毛が気になるときはブラッシングしつつ洗います。
あまりブラッシングしすぎると毛が抜けすぎてしまったり、肌を傷つけてしまうかもしれないので、程々に優しくブラッシングします。


②シャンプーで全体を洗ったらシャワーでよくすすぎます


シャンプーのすすぎ残しがあるとフケの原因になりかねないので、しっかりすすいでくださいね。


③すすぎ終わったら軽く絞ります


尻尾や脚、お腹の辺りなどを軽くギュッと握って毛の水を絞ります。

毛の水を絞らないとずぶ濡れのタオル状態で、この後乾かすのに時間がかかっていまいます。

猫が痛くないように軽く握って水を絞ってあげてくださいね。


乾かし


猫を洗い終わったらすぐに乾かしましょう。
全身ずぶ濡れのままだとどんどん体温が奪われて寒くなってしまいます。


①まずはタオルでよく拭きます


タオルでよく拭くのは、猫を早く乾かすためのポイントです。

ここでタオルでしっかり水気を拭き取ることで、後のドライヤーの時間を短縮できます。


猫自身も自分の身体をペロペロ舐めながらタオルをかわして逃げますが、しっかり捕まえて拭きます。


背中やお腹など面積の広い部分から拭いていきます。
面積の広い部分が先に乾けば、全体も早く乾きます。


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②しっかりタオルドライした後はドライヤーで乾かします


このとき、ドライヤーを怖がって逃げてしまう猫はネットに入れてあげると良いでしょう。

しかし、ネットに入れるよりも効率的に猫を早く乾かす方法を私は編み出しました。



名付けて猫タオル巻き巻き乾かしです。


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その名の通り、猫をタオルにくるんでドライヤーで乾かします。

この方法のメリットは


  • タオルにくるむので猫が落ち着きやすい
  • タオルにくるみながらドライヤーをかけると早く乾く
  • ドライヤーの風で猫毛が舞いにくい


猫の頭からお尻まですっぽりタオルで包むのがポイントです。

タオルの上からドライヤーをかけることで、猫毛の水分がタオルに吸収されて早く乾きます。


また、ドライヤーをかけるとかなり猫毛が舞います。
その舞った毛をドライヤーが吸い込んでしまい、以前ドライヤーが壊れたことがあるのですが、タオルでくるみながら乾かすと猫毛が舞う量を軽減できます。


抜け毛が多いときはこんなドライヤーも便利かもしれません。


③お腹や脚もしっかり乾かしてあげましょう


よく乾いていないと、濡れている部分を猫自身が一生懸命に舐めてたくさん毛を飲み込んでしまいます。
猫はグルーミングで飲み込んでしまった毛はうんちと一緒に出たり吐いたりして出すのであまり心配する必要は無いのですが、たくさん毛を飲み込んでしまうとたくさん吐きます。



ろんちゃんの場合


シャンプー前のろんちゃんがこちらです。


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画像では分かりにくいですが、首元がうっすら汚れている感じ…?ですね。

口元も汚れています。


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ろんちゃんはなぜか水に対する抵抗感が少ないようで、自分自身が濡れても気にせずにシャワーの水を追いかけてきます。



先程猫には猫用シャンプーを使うなんて説明をしましたが、猫用シャンプーを用意していなかったので今回は牛乳石鹸(赤箱)で洗いました。


牛乳石鹸にはなぜが絶対的な信頼をおいてる私です。
赤箱は保湿成分も入っているので、カサカサになることも無いだろう、と思い使ってみました。


結果、ろんちゃんの場合は問題なく綺麗に洗い上がりました。


ですが、やはり猫には猫用シャンプーを使ったほうが安心です。
どうしても猫用シャンプーがない場合は牛乳石鹸でも大丈夫かも…?


シャンプー後のろんちゃんがこちらです。


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白さがより一層増した感じです!!
洗濯洗剤のCMに出れるかも!

口元と首元のうっすら汚れていたところもきれいになりました。

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毛もふんわり柔らかでモッフリしています。



以前ろんちゃんをシャンプーしたとき、しっかり乾かしきらなかったことがあります。
ろんちゃんは乾ききっていない部分をずっと舐めていたのですが、その後今までにないくらいの大量の毛を吐きました。
特に体調に問題はなかったのですが、ろんちゃんは普段あまり毛玉を吐かないので心配になってしまいました。


今回は猫タオル巻き巻き乾かしをしてしっかり乾かしてあげたので毛玉を吐きませんでした。

シャンプー後また毛玉を吐かないか心配していたので安心しました!


猫を乾かすのに苦労している人は猫タオル巻き巻き乾かし試してみてください!!



さいごに


猫のシャンプーについてでした。

猫はグルーミングをするのでシャンプーは必要ないくらいです。
水嫌いな猫が嫌がる場合は無理をする必要はなさそうですね。



ポイントはこちらです。

  • 頻度は年に一度くらいで大丈夫
  • なるべく暖かい日に
  • 猫用シャンプーを使う
  • 猫タオル巻き巻き乾かしをしてよく乾かす


シャンプー後数日間はシャンプーしたてのいいニオイのふかふか猫を堪能できます。
必要以上に猫をスンスンしてしまいますね。


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