Ronちゃんたろ ねこな日々

リアルな猫との暮らし、猫あるある、そして子育て。ズボラ主婦が綴ります。

猫トイレ♡ズボラ主婦が猫砂を変えてみた結果

以前、猫トイレの我が家の現状を記事にしました。

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今までは紙製の猫砂を使っていたのですが、コスパ面や私のズボラな性格を考え、シリカゲルの猫砂に変えてみようと準備していました。

 

そして先日、ついにシリカゲルの猫砂に変えたので、その現状と反省点、メリット·デメリットをお伝えします!


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シリカゲルの猫砂

まずはシリカゲルの猫砂についてです。

価格

1袋5L 700円〜1000円

種類やメーカー、購入店舗によって価格は変わりますが、相場はこのくらいです。

今回、私は砂状に砕いてあるシリカゲルの猫砂をネットで購入しました。ネットですと、まとめ買いをすると1袋あたりの価格が安い場合が多いです。

私が購入した時点での価格は5L入り4袋で2741円でした。1袋あたり685円の計算です。

 

特徴

シリカゲルの猫砂は吸水脱臭に優れているのが特徴です。

シリカゲル…どこかで聞いたことがあるような?

という方も多いと思いますが、お菓子の袋なんかによく入っている乾燥剤がシリカゲルです。

シリカゲルの表面には目には見えないミクロの穴があり、そこに水分を吸収し、徐々に外に放出するという特性があります。悪臭成分もシリカゲルの穴の中に閉じ込められるので、猫砂として使用することでおしっこやうんちの水分を吸収、脱臭するというわけです。

 

安全性

大切な猫ちゃんに使う猫砂なので安全性が気になるところですね。

シリカゲルは安全性が証明されています。

体内に吸収されずに排出されるため、万が一食べてしまっても排出されるので体に悪影響はありません。

考えてみれば、食品に乾燥剤としてついているものですからね。体に悪影響のある物だったら怖いですよね。

シリカゲルの主成分は二酸化ケイ素です。あまり聞き慣れない成分ですが、安全で安定した科学成分です。

ですが、万が一猫ちゃんがシリカゲルの猫砂を間違えて食べてしまったら病院に連れて行ってあげてください。異物を食べてしまうということが猫にとって良くないことなので。

 

使い方

シリカゲルの猫砂は約1ヶ月、交換継ぎ足しが不要です。

疑り深い性格の私…これを信じられず使い方を間違えていました…。

交換継ぎ足し不要なので、今まで使っていた紙製の猫砂のように汚れた砂を取る必要はないのです。

今までの我が家の猫トイレ事情はこちら

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シリカゲルを疑っていた私の失敗談は後ほど…。

シリカゲルの猫砂はシステムトイレと相性が良いです。おしっこが下に流れやすいのでペットシーツを敷いて使うことで下に流れてしまったおしっこをキャッチできます。

 

さっそく変えてみよう!

こちらが今まで使っていた紙製の猫砂です。

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バラバラになって取り切れていないおしっこが付いた砂がチラホラ…。

水分を吸ってサラサラ感もなくなってきたので、砂を総取替します!

古くなった猫砂は捨てます。

トイレに流せるタイプの紙製の猫砂ですが、この量をトイレに流してしまうと確実に詰まるので、燃えるゴミとして捨てましょう。

 

システムトイレを水洗い

新しい猫砂を入れる前に、まずはシステムトイレを綺麗にします。

特にすのこの部分におしっこが付いた猫砂が粉々になって挟まり、それが臭いの原因になっています。

すのこに挟まった猫砂を爪楊枝でチマチマこそぎ取ったり子供のお尻ふきで拭いたり…なんて事をしてその場をしのいだこともありますが、結局は水洗いが1番です。手っ取り早く綺麗になります。

 

ということでお風呂場へGO!!

水洗いだけだと染み付いたおしっこの臭いが取れないので中性洗剤で洗います。
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どこにでも使えてよく落ちる、と私の中で大評判のこのミントグリーンの洗剤で洗います。

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水で全体を流したあと、シュシュシュっと泡を吹きかけ、捨てちゃう歯ブラシでゴシゴシ洗います。

結構適当にこすっただけで綺麗になります。

すのこ部分以外にも、ペットシーツを入れるトレーやドーム部分など全パーツを綺麗にしましょう。

我が家の猫トイレの場合、洗いに要する時間は10分程度で済みました。

ゴシゴシした歯ブラシはそのままゴミ箱へポイです。

 

乾燥

泡を綺麗にすすぎ、乾燥させます。

この時、捨てちゃうタオルなどで全体を拭くと早く乾きます。拭いたタオルはゴミ箱にポイです。

ズボラなのでタオルを洗って雑巾にするという発想はない

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分解されたトイレの様子を見に来たろんちゃん。

猫トイレを乾かしている間に、おしっこ砂で汚れてしまったお風呂の掃除でもしておきましょう。

 

猫砂をセット

猫トイレが乾いたら、いよいよ新しい猫砂を投入です!

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1袋分、全量を入れます。

一気に入れると粉が少し舞いましたが、紙製の猫砂よりは少ないかなといった感じです。

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今回使用した猫砂はこのように金平糖のような見た目です。

そして、忘れてはいけないペットシーツをトレーにセットします。新聞紙を下に重ねて敷くと消臭効果がアップするので、オススメです!

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ドーム部分をはめて組み立てたら完了です。

さあ!ろんちゃん!!心置きなくおトイレしてね!

 

ろんちゃんの反応

いよいよ新しい猫砂にチェンジしたトイレ。

ろんちゃんは気に入ってくれるのでしょうか。

 

1日目 警戒MAX

トイレの掃除をすると毎回必ず様子を見に来て、綺麗になったトイレにすぐに入るろんちゃん。いつもならおしっこをしてハイテンションになって出てきます。

今回はというと…

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ん?おや?なんかいつもと違うぞ…?

という感じでトイレの様子を伺っています。

様子を伺うだけで中には入ろうとしません。

夕方頃にトイレを変えたのですが、この日はそれ以降ずっとトイレを警戒していました。トイレを覗き込んで砂を掻いてみるのですが中には入ろうとしません。

いつものおしっこの回数を考えると明らかに我慢している様子でした。

夜中にやっとトイレに入ってうんちをしたのですが、砂を掻くことなく急いでトイレから出てきました。

 

2日目 おそるおそる…

翌朝、トイレを確認するとまだおしっこをしていませんでした。

さすがにこれ以上我慢させてしまうのは良くない。なんとか新しいトイレに慣れてもらわなくては…。

ここで私は突然猫砂を変えてしまったことを反省しました。

ろんちゃんの様子を見ていると、トイレに入ったときの触感というか、肉球ごこち?や脚の沈み込み具合が気に入らない様子でした。そこで、少しだけ残っていた紙製の猫砂を混ぜて肉球ごこちをなんとなく変えてみました。

もしかしたら新しい猫砂におしっこをしていいのか戸惑っているのかも?とも思ったので「おしっこをしていいんだよ」と言うことを分かってもらう為に、前日に取り替えてゴミ箱に捨てていた、おしっこがついたペットシーツを引っ張り出しトレーに敷きました。

そして、ろんちゃんをトイレの中に入れて「おしっこするんだよ」と何度も言い聞かせるうちに、おそるおそるトイレに入るようになり、ようやくおしっこをしてくれました。

しかし、おしっこをしても砂を掻くことなく、急いだ様子でトイレから出てきました。

 

3日目 仕方なく

なんとか新しい猫砂におしっこをするということを理解してくれたろんちゃん。

しかしまだシリカゲルの肉球ごこちに慣れないのか、おしっこやうんちをした後に砂を掻かずに急いで出てきている様子でした。ですが、猫トイレは1つしか用意していないので仕方なく新しい砂の入ったトイレに入っているといった感じでした。

それでも初日のようにおしっこをずっと我慢しているというわけではなさそうなので、一安心しました。

 

7日目 やっと慣れたよ

猫砂を変えて一週間たち、ようやくシリカゲルに慣れてくれました。

ろんちゃんのおしっこのタイミングと回数は、朝、私が仕事から帰ってきてから(夕方頃)、夜〜深夜、の大体3回〜4回くらいです。おしっこの回数はこのタイミングどおりに整ってきました。

気に入らない様子だった肉球ごこちは、まだ少し気になる様ですが、おしっこうんちの後にしっかり砂を掻いていました。

 

反省点

猫砂を変えてみて、いくつか反省点がありました。

 

切り替えのタイミング

まず、切り替えのタイミングを急いでしまいました。 

いきなり新しい猫砂に変えてしまったことで、ろんちゃんを警戒MAXにさせてしまい、なかなかトイレに入ってくれないという事態になりました。その結果、おしっこを我慢させてしまい、ろんちゃんにかなりストレスをかけてしまいました。

幸いにも、一週間ほどで新しい猫砂に慣れてくれた為、長期間おしっこを我慢することにはならなかったので良かったです。猫は腎臓が弱いので、おしっこを我慢させ続けていたら病気になってしまう可能性があります。

ろんちゃんの事を考え、

今まで使っていた紙製の猫砂にシリカゲルの猫砂をまぜ、徐々に慣れていってもらう

という方法をとれば良かったと反省しました。

 

掃除の仕方

掃除の仕方も、わたくし間違えていました。

間違えた掃除の仕方

事前にシリカゲルの猫砂の取扱い方を調べ、おしっこの度に砂を取る必要はなく、交換継ぎ足し不要ということを分かっていたのですが、実際おしっこをした後の猫砂を見ると「少し固まっている…しかも、めっちゃ黄色!!」となりました。

今までの紙製の猫砂ではおしっこの度に固まった猫砂を取っていたので、鮮やかな黄色(おしっこの色)の固まったシリカゲルの猫砂もつい取ってしまいました。というよりも取らずにはいられませんでした。思っていたよりも黄色くなったので。

シリカゲルは徐々に水分を吸収していくので、おしっこをした直後だと水分を吸収しきっておらず、少し固まるのだと思います。さらに今回の場合、紙製の猫砂を少し混ぜていたので、紙製とシリカゲル同士がくっついて固まっていました。

正しい掃除の仕方

正しい掃除の仕方は、

おしっこは水分を吸収しきるまで放置する

です。

おしっこをすると猫砂が鮮やかな黄色になりますが、気にしません。おしっこをしたら猫砂を混ぜて平らにならし、シリカゲルに水分を吸収させます。

なんとなく、見た目があまりよろしくなく(汚れたまま放置しているような)本当に脱臭するのか疑っていたのですが、実際に臭いません。

うんちの場合は、うんちだけを取り除きます。うんちに猫砂がくっつきザラメ付きのおかきの様な見た目になるので、そのザラメつきのおかきを取り除き捨てます。

シリカゲルの猫砂はトイレに流してしまうと詰まりの原因になるので、ゴミ箱に捨てましょう。このとき、臭わないビニール袋を使うと、ゴミ箱に捨てても臭いません。詳しくはこちらの記事に書いています。

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システムトイレのトレーに敷いているペットシーツもなるべく毎日取り替えます。シリカゲルの猫砂はおしっこが下に流れやすいので、紙製の猫砂を使っていた時よりもペットシーツが汚れやすいです。

私は先日、一週間近くペットシーツを取り替えるのを忘れていました…。なんとなくおしっこ臭がする様な気がしていて、「猫砂を交換するにはまだ早い気がするけど、もう臭いを吸いきれないくらい汚れちゃったのかな」なんて思っていました。やっとペットシーツをしばらく交換していない事に気づき交換してみると、かなりおしっこを吸収してタプタプになっていました。これじゃ臭うわけだ…と反省しました。

脱臭効果の高いシリカゲルの猫砂ですが、ペットシーツが汚れていると臭ってくるので、ペットシーツはこまめに交換しましょう!!

 

メリット·デメリット

この記事を書いている時点で猫砂を変えて2週間ほど経っています。今の時点での猫砂をシリカゲルに変えてみてのメリット·デメリットです。

 

猫目線メリット

  • 猫砂がサラサラな状態が長い

長時間留守番をしなくてはいけない時、おしっこを一度した後でも猫砂がサラサラしている点です。

ろんちゃんは紙製の猫砂を使っていた時、一度おしっこをすると、おしっこがついた猫砂を取るまでトイレに入ろうとしませんでした。猫砂がサラサラな状態でおしっこをしたい様で、長時間のお留守の時はおしっこを我慢していました。(帰ってきてトイレを掃除するとすぐに入っていた)

シリカゲルの猫砂は時間が経つとサラサラになるので、おしっこの度に猫砂を取りませんが、ろんちゃんは問題なくトイレに入っています。

これなら長時間のお留守で一度トイレにおしっこをした後でも、次のおしっこを我慢せずにいられます。

 

猫目線デメリット

  • 肉球ごこち

ずっと紙製の猫砂を使っていたので、シリカゲルの猫砂のジャリジャリとした肉球ごこちにはなかなか馴れない様でした。

 

飼い主目線メリット

  • おしっこの度に掃除しなくて良い

なんと言ってもこれです。とっても楽です。トイレに入ったなと思っても、しばらくしてから中を確認して掘られた猫砂を平らにならすくらいです。脱臭効果で臭いを気にしなくていいのも気楽です。

  • 交換継ぎ足し不要

約1ヶ月は交換継ぎ足し不要です。コスパ的にも良いです。

私の場合、間違えておしっこで固まった猫砂を取っていたので砂の量が減ってしまい、少し継ぎ足しましたが、間違えた使い方をしなければ、シリカゲルが水分や臭いを吸いきれなくなるまで砂を替える必要はないでしょう。まだシリカゲルの猫砂に変えて1ヶ月経っていないので、1ヶ月経った頃の吸水力と脱臭力を確認したいと思います!

 

飼い主目線デメリット

  • 踏むと痛い

砂をガリガリ掻いてその辺に飛び散らかした砂を誤って踏むと痛いです。

猫砂の粒が半透明で小さいので、床に落ちていても気づかずに踏んでしまうことが多いです。

こまめに掃除機で吸うなどして踏まないようにするしかありません。

 

総合評価

総合的にはシリカゲルの猫砂にして良かったです。

なんと言っても掃除の負担が減ったことが大きいです飼い主側の都合になってしまうのですが、どうしても日中仕事などで家を開けることが多いので、そういったときに、おしっこ毎の掃除や猫砂の交換継ぎ足しが不要という点はとっても便利です。私のようなズボラな人間にもってこいです。

猫砂のサラサラ感が続き、脱臭効果で臭いが気にならないので猫も飼い主も快適に使えるのではないでしょうか。

 

さいごに

以上が、猫砂をシリカゲルの猫砂に変えてみての現状です。

間違えた点や反省点が多いのですが、これからシリカゲルの猫砂にしてみようと考えている方に参考にしていただければと思います。


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