爪切りが嫌いな猫は少なくはないようです。
爪切りの度に暴れて抵抗されると大変ですよね。
ちょっとした工夫で爪切りがしやすくなると思われる方法をご紹介します!!
肉球もみもみで爪切り慣れ?!
まず、爪切りを嫌がる猫は脚や肉球を触られるのが嫌な場合が多いです。
猫の性格もありますが、これは慣れだと思います。
普段猫を抱っこをしているのなら、慣れさせる事が可能かもしれません。
どうやって慣れさせるのかというと…
肉球もみもみ
をするのです。
これは特に子猫のうちからやっておくと効果的です。
どうやってやるかというと、
普段どおりに抱っこしながら肉球をもみもみする
だけです。
猫を抱っこしながら肉球をマッサージする感じでもみもみします。
可能なら肉球をちょっと押して爪を出し入れしたりします。
抱っこされている時は猫自身もリラックスしている事が多いので、抵抗されることは少ないと思います。
普段から触れてあげることで、猫に肉球や脚を触られる事に慣れてもらうのです。
爪切りは手早く
猫が爪切りを嫌がるもう一つの理由は
見動きとれないように押さえつけられるのが嫌な場合があります。
爪切りをする時、猫を怪我させまいとつい強く押さえつけていませんか?
押さえつけるのは逆効果です。
ほとんどの猫は無理やり何かをされるのが嫌いです。
まぁ、猫だけでなく人も無理やり押さえつけられるのは嫌ですよね……。
おすすめのやり方は
猫を抱っこしてリラックスさせた状態で素早く切る
です。
猫が気付かない隙に、ためらわずにパチンパチンパチンと切るイメージです。
はじめは抵抗していなかった猫も、モタモタと爪を切っていると逃げようとしてしまいます。
爪切りに慣れていても、爪切りが好きという猫はあまりいないので、手速く終わらせることが爪切りのコツです。
猫が逃げようとしたら無理に捕まえて切るのではなく、少し様子を見て落ち着いたらもう一度トライしてみましょう。
無理に捕まえたり追いかけたりすると、余計に爪切りを嫌いにさせていまうかもしれません。
猫がリラックスする場所で切る
爪切りに暴れて抵抗してしまう猫は洗濯ネットの中に入れてあげて爪切りをするという方法もあります。
狭くて身を隠せる場所が落ち着く猫のためと、爪を切る時に引っ掻かれたり噛まれたりするのを防ぐ人のために洗濯ネットは有効的です。
洗濯ネットを利用する他に、箱の中やベッドの中など猫が好きな場所でリラックスしているときにサクッと切ってしまうのも良いです。
一度に全ての爪を切ろうとしない
猫の爪を切る側の心構えとして大事なことがあります。
それは、
一度に全ての爪を切ろうとしない
ことです。
始めのうちは大人しく爪を切らせていた猫でも、突然嫌がったり逃げたりしてしまうことがあります。
そんな時は無理に追いかけず
諦めます。
また猫が落ち着いたときに残りの爪を切ろう〜
くらいの気持ちでいましょう。
爪切り嫌いの猫でも、1、2本の爪を切るくらいならじっとしていられることもあります。
猫が落ち着いているときにさり気なく爪をパチン…
また時間を置いてパチン…
という感じで、爪を切る側も心にゆとりを持って切っていきましょう。
すぐに全ての爪を切らなければならない状況なんて、そうそうないと思うので。
ろんちゃんの場合
我が家の猫 ろんちゃんは、爪を切られているとき
無になっています。
爪切り好きなわけでもないけど、嫌いでもない、
といった感じでしょうか。
ただ、無になっているので暴れて抵抗するような事はありません。
猫の肉球の臭いをつい嗅いでしまう私。
ろんちゃんが子猫の頃から肉球をふにふにして臭いを嗅いでいたおかげか、ろんちゃんは肉球を触られることに抵抗はないようです。
ろんちゃんの爪切り道具
ろんちゃんの爪はヒト用の普通の爪切りを使っています。
ちょっと小さめサイズの爪切りです。
ヒト用の爪切りの良い点は
切った爪が飛び散らない
ことです!
私は切った爪が飛び散ってしまうのが嫌なので(気づかずに踏んだりして痛い)ヒト用の爪切りは使い勝手がいいです。
猫用の爪切りもあるのですが、私はヒト用の普通の爪切りの方が上手く切れる気がするのでこちらを使っています。
猫用の爪切りはハサミのようになっていて、爪を挟み込んで切るのですが、この爪切りで切るとろんちゃんはめちゃくちゃ嫌がります。
なぜ嫌がるのか分からないのですが…。
安い物なので切れ味が悪くて痛いのかな……。
爪切りは切やすさや猫の好み、ヒトの好みがあると思うので使いやすいものを選んでみましょう!
猫の爪切りはペット用品専門ショップで買うのもおすすめです。
【犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』】
は8,000点以上の犬猫用品を取り揃えているネットショップです。
お目当ての商品をみつけやすいです。
ろんちゃんの爪切りスタイル
まず、ろんちゃんを抱っこして脚を軽く持ちます。
これは無になっているろんちゃんです。
切った爪を捨てるためにティッシュを敷いておきます。
ティッシュの上に切った爪を出して、最後に丸めて捨てるのです。
猫の爪は肉球を上下で挟んで優しく押すと出てきます。
爪は根本の方は血管があるので手前の伸びている部分だけを切ります。
深く切りすぎてしまうと血が出てしまうので気をつけましょう。
画像のような感じで斜めに切ります。
今回は前の両脚の爪を切りました。
前脚の爪は週に一度くらいのペースで確認して伸びている爪を切っています。
後ろ脚の爪は前脚よりも伸びるのが遅いような気がするので、月に一度くらいのペースです。
人間も足の爪の方が伸びるのが遅いけど、猫も同じなのかな〜。なんでだろう。
ちなみに前の両脚の爪を切り終わるまでの所要時間は1分くらいです。
ダイソーの猫用爪切りで切ると嫌がる😵#猫 #猫の爪 pic.twitter.com/ntb7gsF2qC
— ろんちゃんたろ@猫ブログ🐱フォロバ100 (@ronchantaro) 2021年4月18日
この動画では猫用の爪切りで切っているのですが、結構嫌がってますね……。
汗
普段はろんちゃんが無になっているので間にサクッと切ってしまいます。
これが切った爪です。
この切った爪を眺めるのがなんか好きなんです…。ふふ…。(変態か?)
最後に
猫の爪切りについてでした。
猫との普段のスキンシップで少しずつ爪切りに慣れさせることができます。
また、猫の爪切りは一度に全部の爪を切ろうとしないという気持ちで望みましょう。
定期的に猫の爪を切ることは家具や壁の爪とぎ被害を防ぐこともできます。
\猫の爪とぎ被害についてはこちらからどうぞ^^/