私は異を唱えたい…この世の中に…!
サイクロン式掃除機一択のこの世の中に…っ!!
本気で異を唱えたい!!
ズボラな人ほど紙パック式掃除機
吸引力が衰えないというあの掃除機の登場により、サイクロン式掃除機はあっという間に市民権を得ました。
- 強い吸引力
- 紙パック不要
- 丸洗い可能
などという便利さと性能を売りにサイクロン式掃除機のシェアはどんどん拡大し、それまで主流だった紙パック式掃除機は肩身の狭い思いをすることとなりました。
しかし!
ズボラな人ほど紙パック式掃除機を使うべきなのです!
私の愛用掃除機
こちらを使っています。
東芝の紙パック式掃除機です。
買ってから2年半ほど経ちますがとっても元気に毎日動いています。
サイクロン式掃除機を使っていたこともあったのですが、掃除機を買い換えるにあたりいろいろな口コミサイトなどを見て紙パック式掃除機に決めました。
結果、ズボラな人間にぴったりでした!
毎日快適に掃除してます。
なぜ紙パック式掃除機なのか
それはずばり…
お手入れが楽なのです!!
紙パックに溜まったゴミを捨てるだけですから。
しかも、紙パックの容量は意外と大きく、我が家の場合は3ヶ月くらい溜めてもいっぱいになりませんでした。(ちなみに我が家はマンション住まいで狭めの2LDKです)
こまめに取り替えるとしても月に一度程度で充分です。
フィルターを掃除したり水洗するなんていう手間はありません。
少し吸引力が落ちたかな?
排気が少し臭う?
なんて思ったら紙パックの中のゴミの溜まり具合を見てください。
そういう時はだいたい8割くらいゴミが溜まっています。
なので潔く新しい紙パックと交換しましょう!
腹を空かせたモンスターかのごとく復活した吸引力でゴミを吸い取り、その吸引力とは裏腹にクリーンな排気を出します。
掃除機の掃除をしなければならないサイクロン式
私の実家と職場ではサイクロン式掃除機を使っていました。
しかし、つい怠ってしまうのです。
ダストケースに溜まったゴミを捨てるのを…っ!
1回掃除機をかけたくらいではごみ捨てラインと印が付いているところまではゴミが溜まらいのでそのままにします。
次の日 「まだ平気だな」
その次の日 「まだ行けるか…」
またその次の日 「むむっ…まだまだ…」
…と、ついパンパンになるまでゴミを溜めてしまうのです。
しかも溜まったゴミを捨てる時、ホコリがブワッと舞うので、なかなかやりたくない作業なんですよね…。
特に職場の掃除機なんて皆が「誰かが捨てるだろう」とゴミを溜めまくってギチギチになっていました。
溜まったゴミを見てみぬふりをする図(代役 ろん)
さらに、ダストケースなど汚れやすい部分は分解して水洗いする必要があります。
このメンテナンスを怠ると、いくら吸引力が衰えないと謳っている掃除機でも吸引力は衰えます。
それどころか故障の原因になります。
私の実家で使っていた掃除機も、職場で使っていた掃除機も、2〜3年ほどで故障してしまい修理に出しました。
どちらも故障の原因は掃除機のメンテナンスをしていなかったことでした。
とは言ってもなかなか水洗いしないですよね。
それぞれの部品を分解して水洗いして、よく乾かしてから組み立てる…。
手間がかかるのでどうしても後回しにしがちです。
そんなこんなで実家のサイクロン式掃除機は5年も経たずに使わなくなりました。
サイクロン式掃除機の寿命は6〜10年と言われているそうです。
しっかりメンテナンスすれば10年くらい保つのかもしれないですが、実家の掃除機のように5年経たずに壊れてしまうとなると…。
サイクロン式掃除機は本体価格が高いのでコスパがかなり悪いですね。
ペットを飼っているからこそ紙パック式掃除機
ペットを飼っている人こそ紙パック式掃除機をおすすめします!
我が家の猫 ろんちゃん様
こんな澄ました顔してヤツは厄介な物を撒き散らすのです。
それは…抜け毛
1日掃除をサボっただけで部屋の四隅には塊となった抜け毛がフワフワと漂っています。
ブラッシングなんてしたら大変!
こんなに毛だらけです!!
猫に限らず犬にも言えることですね。
猫のブラッシングについてはこちらに詳しく書いています。
さらに、ろんちゃんに至ってはトイレの度に肉球に挟まった猫砂を撒き散らし、ごはんのときはカリカリを撒き散らすという有様です。
我が家ではシリカゲルの猫砂を使っているので、巻き散らかされた猫砂をうっかり踏むとかなりの激痛です。
シリカゲルの猫砂、お手入れは楽なのですが踏むと痛いのが難点ですね。
そんな部屋中に漂う抜け毛、巻き散らかされた猫砂やカリカリ…私は掃除機で全て吸います。
紙パック式掃除機はそんな猫の落とし物を強力な吸引力でなんなく吸います。
紙パック式掃除機は吸引力が劣るのでは?などと考える人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ吸引力あります。
ソファやラグ、布団についた抜け毛もしっかりと吸い取ります。
私が愛用している掃除機には布団用ツールがついています。
換毛期でたくさん抜ける猫の毛は直に吸います。
とても嫌がっています。
しかし直に吸うと、なんとなく落ちている毛が減る気がするのです。
そして、たくさん吸い込んだ抜け毛や猫砂、カリカリは紙パックに溜め込まれるので直接触れることなく捨てる事ができます。これ、かなり重要です!
捨てるときに抜け毛やホコリが舞う事ないのです!
また、うっかりすってしまった虫なんかも姿を見ずに捨てる事ができるのです!!
紙パック式掃除機のコスパは?
気になるコスパですが、本体価格を比較すると紙パック式掃除機のほうが安いです。
私は東芝製の掃除機を使っているので、東芝のサイクロン式掃除機を見てみます。
ネットに出ている価格ですと、20,000〜30,000円くらいです。
あの有名なサイクロン式掃除機だと50,000円近くはしますね。
私が愛用中の紙パック式掃除機はこちらです。
ネットですと20,000円を切っています。
私がこの掃除機を購入したのは2年半ほど前ですが、その時と価格はほぼ変わっていません。
つまり、値落ちしない=人気商品ということなのでしょうか。
交換用の紙パック
紙パック式掃除機のコスパでもうひとつ気になるのは紙パックの価格です。
サイクロン式掃除機なら必要ないものですからね。
東芝の純正の商品ですと3〜5枚入で500〜600円程度です。
1枚あたり100円くらいの計算になります。
紙パックの交換頻度は2〜3ヶ月に一度くらい、こまめに変えても1ヶ月に一度くらいなので、コスパは悪くないです。むしろ、それ以外のメンテナンスは不要と考えると安いもんです。
紙パックは純正の物でない安い物もありますが、掃除機の性能を発揮させるためには純正を使う方がいいと私は思います。
純正のものですと、3層構造になっていたり消臭効果があったりと紙パック自体も性能が良いのです。
純正でない安い物と比べても1枚あたり数十円の差なので、その数十円で性能が良くなるのなら純正のほうがいいですよね。
交換用の紙パックはネットや家電量販店、ドラッグストアなんかでも購入できます。
サイクロン式掃除機の勢力に押され、端の方に追いやられた紙パック式掃除機売り場にポツンと置かれていることが多いです。
さいごに
以上が私の紙パック式掃除機への熱い想いでした。
こちらは掃除機から逃げてソファに避難しているろんちゃんです。
掃除機選びの参考にしていただければ幸いです。
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